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ロコノトショカン
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なつのおさんぽ
元気よくセミが鳴く夏の日のことです。 おやつを食べ終わったうみちゃんは、お父さんと手を繋いであぜ道を散歩していました。 青くて広い空と、もくもくと浮かぶ白い雲と、どこまでもつづいていきそうな畑の緑が、うみちゃんの目の前にあります。 「よく晴れてて気持ちがいいな、うみ」...
roco
2020年8月1日
読了時間: 5分
気持ちはきっと前を向いてるけどそれだけじゃどうにもならないことを痛感した、高3の夏、あの蝉の声
遠くで、連日うるさい蝉がいっそううるさくなる気がした。 それはきっと、あれだけ騒いでいた私たちが一瞬にして静かになったからだろう。 高校二年生の夏休みだった。 一年生の頃のような高校生はじめての夏という緊張もない、三年生のような受験への不安もない、気楽な夏だった。...
roco
2020年8月1日
読了時間: 2分
柵の歌。
柵の歌。 カン、カン、カン、 あ。今日もだ。 カン、カン、カン、カン、カン、 毎晚、夜七時前。 住宅街のあちこちから夜ご飯のにおいがしてくるこの時間。 ご飯だよ、なんて声が聞こえてきそうなこの空気を実際に震わしているのは、 カン、カン、カン、 いつも、あの音だ。 カン、...
roco
2020年8月1日
読了時間: 2分
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